保険転換制度を利用した保険の見直し

保険を見直すとなると一般的に行われているのは、現在加入している保険を解約して新しい保険に加入する方法です。しかし、他にも保険転換制度というものが利用できることをご存知でしょうか?

 

保険転換制度というのは加入中の保険会社でしかできませんが、加入している保険を解約するところまでは同じです。ただ、支払った保険料で積み立てた貯蓄部分を下取りしてもらうことができるのです。それを活かして新規の保険に加入することになります。
解約返戻金が下取り額となり、この金額分を割り引くことができます。
保険転換制度を利用した場合、それまでの保険は抹消されますから、転換手続きを行ったときの年齢と予定利率を元に保険料が計算されます。

 

この制度は保険会社は同じでも保険商品が異なるため、新規の加入という形になります。加入の際には健康状態の確認が必要となるため、健康状態を記載する用紙で申告したり、場合によっては医師の診断を受けなければなりません。条件に関しては保険会社ことで定めていますから、保険転換制度を利用する際は、加入中の保険会社に問い合わせてみましょう。

 

一見メリットがある仕組みに見えますが、受け取るはずの解約返戻金を割引に充てているわけですから、どれほどのメリットが感じられるかは個人差があります。ただ、保険会社を変える必要がないので、馴染みの保険外交員が対応してくれますし、手続き面では便利だと言えるでしょう。

 

 

〜保険転換制度に関する情報〜
保険転換制度には、基本転換、比例転換、定特転換の3種類があります。この3つには、下取り額を充てる部分に違いがあります。
まず、基本転換の場合は、新規で加入する終身保険の保険料に振り分けて充てることになります。
そして、比例転換の場合は、終身保険や定期保険などの特約部分の保険料に充てます。
最後に定特転換の場合は、特約部分の保険料だけに充てられます。

 

これらの中でも、最も特になるのが基本転換を利用する方法です。
もし定特転換を選ぶと、特約部分に使い切りとなってしまうため、更新の際には意味がないのです。どの方法を選ぶかは、保険外交員と相談しながら損のないように決めましょう。

 

 

もう一つ、保険を見直す際に気を付けたいことといえば、お宝保険と呼ばれる保険に関することです。
お宝保険とは、これまでで最も高い予定利率を示している保険のことを言います。契約した時期が1985年の4月から1993年の3月であれば、お宝保険に該当している可能性が高いでしょう。この場合、予定利率が5.5%となっており、現在は1.5%から1.75%ですから、この差は歴然ですね。
お宝保険に該当していれば、保険転換制度を利用して保険を見直しても損をしてしまいます。
現在の保険証券を見て、お宝保険かどうかを確認してみましょう。